スターバックスで創業当時から愛されてきた、スマトラのコーヒー豆。農家の手で丁寧に育てられ、「ウェットミル」での加工を終えたコーヒー豆の旅は、まだまだ続く。後編では、最終仕上げを行う「ドライミル」での行程から、海を渡り私たちのもとに届くまでを紹介しよう。
ドライミル ~仕上がりを決めるのは、人の手と目~
ドライミルはコーヒー豆の選別・等級分けを行う最終加工施設。生豆は6等級に分けられ、スターバックスが購入するのはグレード1の最高等級のコーヒー豆だ。
生豆の選別は機械と人の手による6工程がある。
まず、機械を使って2回に分けて異物を除去し、大きさ、次に密度と重さの選別を経て、光学センサーを使用した色の選別へと進む。
そして仕上げを決めるのは、やはり“人”による確認だ。ベルトコンベアー上を流れる大量の生豆を、目視し、既定の品質に満たない豆や異物を一粒ずつ取り除く作業が行われる。
働く人たちは、選別した量がその日の給料に直結する仕組みだ。一人ひとりカーテンで仕切られたブースで互いが見えない状態で行うことで、個々が作業に集中でき、結果として公平な評価が保たれている。