「人間関係のストレスが健康寿命に関係する。結局、孤独がいちばん体に悪い」――。
OLたちのそんな会話を偶然耳にし、ハッとさせられた40歳独身サラリーマンの岩倉。彼女も親友もおらず、誰からも愛されていない事実に直面した彼が一念発起し、出会いと向き合っていく姿を描いた漫画『孤独の予防』(著・國里)。
今回は、孤独の恐怖や出会いを通じた人間関係の変化、そして作品に込められた思いについて作者の國里さんに話を伺った。
40歳の焦りと出会いへの恐怖……。極端な思い込みの裏にあった主人公の葛藤
「誰かに愛されたい」とマッチングサイトを開いてみるものの、「怖いのは女の子だけじゃない、おっさんだって怖いんだよ」と一歩を踏み出せずに萎縮してしまう岩倉。
そんな中、職場の若い後輩から「おじさん好きの子がいる」と合コンに誘われる。半信半疑のまま参加した合コンで、岩倉の人生を揺るがす思いがけない出会いが訪れる。