世の中には、子どもを産んだからといって自然に親になれるわけではないと思わされる出来事がある。子どもにとって最も身近で、頼れる存在であるはずの親が無責任だったら――。今回紹介するのは、子供服売り場で実際に起きた出来事をもとに描かれたエピソード漫画である。
「またこの子?」迷子の3歳児にスタッフがざわつく
子供服フロアでは、迷子の対応は決して珍しいことではない。売り場のスタッフが子どもを連れてフロアを一周すれば、多くの場合、すぐに保護者が見つかって一件落着となる。しかし、この日は違った。フロアを何周しても保護者らしき人は見当たらず、「そんなことある!?」とスタッフたちも困惑する。迷子センターへ連絡し、店内放送をかけてもらっても、母親は現れなかった。
泣かない3歳児、そして聞こえてきた「またこの子?」
さらにスタッフが不思議に感じたのは、迷子になった3歳の女の子の様子だった。大泣きしてもおかしくない年齢にもかかわらず、女の子は全く泣かなかったという。迷子センターへ連れて行くと、担当者から「あらっ!“また”この子?」という驚きの言葉が飛び出す。「また」とは一体どういう意味なのか。そして、母親が姿を現したのは約2時間半後だった。ようやく現れた母親は、いったい何を語ったのか。