日々の仕事に追われて職場と家を往復するだけの毎日、大好きな恋人との別れ、そして大切な家族との永遠の別れ。深い悲しみの中にいるとき、ふと世界から色が消えてしまったような空虚感を覚えたことはないだろうか。そんな現代人が抱える心の痛みにそっと寄り添い、共感を呼んでいる漫画がある。
作者は、SNSを中心に精力的に作品を発表している猫原のし(@nyan_boku)さん。今回は、SNSで3.7万いいねを獲得するなど話題となった感動作『ちびっこしろにゃんの色彩屋さん』の誕生秘話や、作品に込められた想いについて紹介する。
SNSで反響を呼ぶ「色彩屋さん」の魔法
本作の舞台は、現実世界で疲れ切ってしまった大人たちの前に現れる、不思議な「色彩屋さん」。そこにいるのは、2.5頭身の愛らしい体型をした白猫のキャラクター「ちびっこしろにゃん」たちだ。