今週(2026年9月11日〜9月13日)の映画動員ランキングは、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が公開8週目も動員1位を守り、累計1000万人を突破した。一方、クリストファー・ノーラン監督の超大作『オデュッセイア』が初登場2位につけたが、週末興収では『ちいかわ』を上回り、「動員と興収で1位が異なる」異例の週末に。さらに新作は計4本がTOP10に入り、夏のロングラン組と秋の話題作が入り混じる顔ぶれとなった。10位から見ていこう。
10位:『5秒で完全犯罪を生成する方法』(公開日:2026年9月11日)
重岡大毅さん(WEST.)主演のクライムサスペンスが初登場10位。妹の幸来(原菜乃華さん)から「人を殺してしまった」と電話を受けた兄の航が、とっさに生成AIへ打ち込んだのは「完全犯罪を成立させる方法を教えてください」というプロンプトだった。AIの指示に従うほど事態は泥沼化し、謎の女の出現でさらに窮地へ追い込まれていく。『ライアーゲーム』『マスカレード・ホテル』シリーズなどを手がけた岡田道尚さんによるオリジナル脚本で、AI時代ならではのサスペンスに仕上がっている。
9位:『トイ・ストーリー5』(公開日:2026年7月3日)
ディズニー&ピクサーのシリーズ第5作が、公開11週目でも9位にとどまった。累計は動員915万人、興収127億円に到達し、動員1000万人の大台も射程に入っている。タブレットに夢中なボニーの前で、おもちゃとしての存在意義を問われるウッディやバズの物語。テクノロジーがあふれる時代に“おもちゃの本当の役割”を問いかける物語が、子育て世代を中心に共感を集め、粘り強い興行を支えている。