DV(ドメスティック・バイオレンス)や深刻なトラブルに晒される依頼者を命がけで救出する、実話を基にした話題の漫画『夜逃げ屋日記』。
著者は、自らも夜逃げ屋の現場に同行し、過酷な現実を描き続ける漫画家・宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。
今回は、全治3カ月の大怪我を負わされた妻・小倉ヒメカさん(24歳)を救い出す壮絶なエピソードのあらすじとともに、凶行の現場に立ち会った宮野さんへ当時の心境についてお話を伺った。
警察同行の現場で一触即発……狂気と怒号が飛び交う救出劇
物語は、勾留明けの元ボクサーの夫が潜むアパートへ、警察官同行のもと夜逃げ屋スタッフが向かうシーンから始まる。
インターホンを鳴らし続けてようやく姿を現した夫は、「テメェ誰だよ…ぶち殺されてぇのか」と凄まじい威嚇の言葉を吐き捨てる。警察の目がある前でも勢いは収まらず、「勝手に人のモン触ってんじゃねぇぞ」と激怒し、ヒメカさんの連れ戻しを強く要求し続けるのだった。