好きなゲームをしていても、心を動かされることがない。楽しいことを楽しいと思えなくなってしまった。「これが噂の鬱状態か」と男は、ため息をつく。その背後にはぴったりと怨霊が張り付いていて…?早々乃曜七(@kakesichi67)さんの創作漫画「感情の死んだ男」はわずか3ページという短編作品。であるにもかかわらず、一言もセリフがないキャラクターに大きな評価がつく。今回は、本作の制作の経緯や見どころを聞いた。
「健全なる恐怖は、健全な身体に宿る」
短編作品「感情の死んだ男」は、怨霊が憑りついているのに怖がる気力もないほど弱った男性を主人公にし、怖がる元気すらない人間になんとかして驚いてもらいたいと、なぜか怨霊側が奮闘する姿を描いた作品である。
スローガンとして「健全なる恐怖は、健全な身体に宿る」と掲げる怨霊。ただただ怖がってもらいたいがために甲斐甲斐しく働く姿に「いい怨霊」「顔のわりにやってることかわいすぎて好き。もう悪霊じゃないだろ」と、本作にはツッコミのコメントが多く寄せられた。