もうすぐ1歳になる成猫は、ペットショップでずっと売れ残っていた。もともとは32万円だったが、今では9万円まで値が下がっている。それでも「やだ、かわいくない」「もう、成猫じゃん」と見向きもされない。「どうせ、私にゃんて誰も欲しがらない」とあきらめていたら「この猫をください」とおじさんが言ってきて――?温かくて泣けると「次にくるマンガ大賞 2018」、「でらコミ!」大賞(2020年)、を受賞した、漫画家桜井海(@sakurai_umi_)さんの「おじさまと猫」を紹介するとともに見どころや制作に込めた想いを聞く。
「飼い主さんが現れてほしいな」そんな願いから始まった物語
「気づいたら泣いてた」「何度も読んでしまう」と反響を呼ぶ本作「おじさまと猫」。孤独を抱えた1人と1匹が出会い、互いにかけがえのない存在になっていく姿を描いた物語だ。