料理を作る気力がない…、でもおいしいごはんが食べたい。具材を放り込んで、あとはぼんやり天井を見ているだけで料理が完成してくれたら、どれだけ負担が軽くなるだろうか。しかもその料理は、「焼き」から「煮込み」まで、レパートリーが豊富で…。
タイガー魔法瓶の新製品発表会で、カット野菜と豚肉を投入し、見張りもひっくり返しもせず約12分で香ばしい焼きそばが完成した瞬間、最近の疲れ切った自分が「…なんてうらやましいんだ」と心の中でつぶやいた。
自動調理家電の歴史が到達した「常識キャンセル期」とは?
私たちの生活に寄り添ってきた自動調理家電の歴史を振り返ると、大きな進化の歩みが見えてくる。1990年代の第1世代は「手料理信仰期」と呼ばれ、元祖となる電気調理鍋が登場したものの「文明の力に頼るのは手抜き」という抵抗感が強い時代だった。