子供特有の見栄や度胸、劣等感、そして変わりたいという気持ちを描いた大家(@ksyjkysk)さんの「僕らの夏と灰」。目的を達成するためなら後先を考えずに行動する、子供ならではの残酷さも描かれる本作。死の恐怖を描いた衝撃的な展開に、読者からは「何度も読み返したくなる」「読み返せば、読み返すほどゾッとする」といった声が寄せられている。話題作の制作背景や込められた思いについて、大家さんに話を聞いた。
子供たちだけのひと夏の冒険
物語の舞台は、大人のいない場所で子供たちだけのサバイバル生活が始まった小学6年生の夏。子供の頃にしかできない友人との冒険は、映画「スタンド・バイ・ミー」を思わせる。しかし、サバイバル生活のさなか、少年たちは「灰入道」と呼ばれる化け物に遭遇する。
ところが、物語のラストで、化け物の正体は遭難した少年たちを捜しに来た救助隊だったことが明らかになるのだ。