世界に8000人しかいない珍しい病気「振り子病」を患ったルナ。医者に言われた余命は「10⁵年」という果てしない長さで…?小学館の拡散型漫画投稿サイト「#マンガイチ」で入賞した、こうが(Kouga_ss)さんの「余命10⁵年」を紹介する。
大切な家族を見送り、残された少女
珍しい病気「振り子病」を患うルナは、余命がわかるにもかかわらず、何度調べても「10万年」と診断されてしまう。両親は「気にすることはないわよ!」と励まし、妹も長生きをうらやむが、ルナには想像を超える長い人生が待っていた。ルナのために両親が迎えたのは、犬型ロボットのペロ。やがて家族を見送ったルナは、ペロと暮らし続けるが、果てしない年月のなかで、世界から少しずつ人が減り始めていた。
10万年という果てしない時間のなかで、人類は繁栄から衰退へと向かい、ルナの周りからも人が消えていく。作者のこうがさんは、物語の着想について「ドラゴンボールに出てくる精神と時の部屋」に、余命わずかな主人公を描く作品の逆の発想を組み合わせたと語ってくれた。また、「途方もない余命を宣告されたルナがどう生きていくのか、そして周囲はどう変化していくのかなど、制作にあたりかなり考えさせられました」と振り返る。