モラハラ(モラルハラスメント)とは、暴言や人格否定など倫理や道徳に反する言動によって相手に精神的苦痛を与える行為のことで、職場や家庭では、こうしたハラスメントが問題となっている。なかでも近年、言葉や態度で精神的に支配していく「モラ夫」に苦しむ妻たちが、SNSにその苦しみを綴るなど、その実態がつまびらかにされてきている。
そんなモラ夫を「モラ夫解体屋」の力を借りて成敗し、人生をリスタートさせていく妻たちの姿を、オムニバス形式で描いた漫画『モラ夫解体屋 その夫、本当に必要ですか?』について、同作のシナリオを担当するかうちさんに話を聞いた。
――本作にはいろいろなお話が収録されていますが、特に注目してほしいシーンやセリフを教えてください!
Case3「『パパは部長じゃない!?』学歴マウント社内ニート」で、娘の沙織が、友達に対して、「あいつ絶対カンニングしたんだよ!だから罰を与えてやったの!!」「私はT大卒で一流企業勤務の…パパの子だもん!」と言う場面です。夫が繰り返した言葉が、子どもの価値観にまで入り込んでしまう怖さを描きたいと思いました。モラハラが夫婦だけの問題では終わらないことを感じてもらえたらと思います。