永遠の若さを求めて魔法を使う物語は、古くから童話などで多く描かれてきた。今回は、漫画家・猪原秀陽( @inoharahideharu )の創作漫画『若返る魔女』を紹介する。本作は、老女である魔女が若返りの薬を使い、実直な青年と恋に落ちるラブストーリーだ。SNSで多くの共感を集める本作について、作者の猪原さんに作品の着想や制作秘話を聞いた。
助けたおばあさんは「魔女」だった?劇的な出会いと恋の始まり
物語は、青年がスーパーの袋が破れて困っていた老女を助ける場面から始まる。お礼として招待された家で、薬草を扱い人々の相談に乗る彼女の姿を見た青年は「まるでシャーマンのようだ」と驚く。その素直な反応を見た老女は、少し驚かせようと若返りの薬を使い、若い姿となって青年にアプローチを開始する。
実は彼女の正体は“魔女”だった。魔法の力で若返った彼女は青年と逢瀬を重ね、やがて青年の告白によって2人は恋人同士となる。しかし、薬の効果が切れると姿は元の老女へと戻ってしまう。一見ロマンチックなファンタジーでありながら、その裏には深いテーマが隠されている。