看護師・看護学生向けメディア「ナース専科」にて実際の看護現場のエピソードをもとにした漫画を連載しているアヤ( @aokitaji )さん。今回紹介する作品『私は何も持っていない…目も、耳も、体も“持っていない”ある患者さんの話』は、自身の存在そのものを否定してしまう患者との出会いを描いた一作だ。
※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。
「自分には何もない」絶望と向き合う現場
本作に登場する患者は「自分には目も耳も体もない」と話し、自身の存在を完全に否定するような言動を繰り返す。作中では、患者が抱える深い絶望と、それに向き合う看護師たちの姿が丁寧に描かれている。執筆にあたり、アヤさんは「看護師側だけでなく、患者さん側の気持ちにも読者が共感できるよう意識しています」と語る。