今週(2026年10月23日〜10月25日)の映画動員ランキングは、公開4週目の『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』が2週連続で首位をキープ。2位には前週7位の『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が14週目にして急浮上。『汝、星のごとく』も3週連続で3位をキープし、新作4本が初登場した週にもトップの顔ぶれは動かなかった。さっそく10位から順に見ていこう。
10位:『耳をすませば 4Kデジタルリマスター』(公開日:2026年10月23日)
1995年公開のスタジオジブリ作品が4Kデジタルリマスターとして初登場10位。全国のIMAX劇場で2026年10月23日から11月2日(月)までの11日間の期間限定上映だ。近藤喜文監督が読書好きの中学生・月島雫の初恋と成長を繊細な筆致で描いた本作は、主題歌『カントリー・ロード』とともに30年にわたり愛され続けてきた名作。ジブリ監修の最高画質とIMAXの大画面で、雫が空想する物語世界や街並みの風景がより鮮やかによみがえる。
9位:『mentor』(公開日:2026年10月16日)
『ミッシング』『空白』の𠮷田恵輔監督による人間ドラマが公開2週目で前週5位から9位に後退した。少年時代に起こした失火でアパート住人・埜本(綾野剛さん)の妻子を死なせた拓海(末澤誠也さん)と龍之介(磯村勇斗さん)。15年後、全身に火傷を負った埜本が突然姿を現し、恨みをぶつけるどころか2人に優しく寄り添い始める。被害者がなぜ加害者を導くのか——その真意を最後まで読ませない脚本の吸引力が、新作4本に押されながらも観客を引きつけている。