希望が見えない、がん患者の自宅療養…介護に疲れ果てたおじが苛立ち、ついに親戚から孤立!【漫画の作者に聞く】
2024年5月6日
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2児の母であるやよいかめ(@yayoi_kame)さんの闘病コミックエッセイ「鼻腔ガンになった話」。鼻づまりで病院に行ったら突然「がん」宣告。その後の生活や心境の変化を描き、WEB累計4500万PV超と反響を呼んでいる。
同コミックの続編「続 鼻腔ガンになった話 未来への道」が、2024年3月に電子書籍で発売されたばかり。一部抜粋し、ご本人へのインタビューとともにお届けする。
※本作で紹介している症状は、個人の体験談でありすべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。また、センシティブな内容を含むため、閲覧にはご注意ください。
「崩れる」
ステージ4のがんにより自宅で療養を続ける、やよいかめさんのおばさん「じゅんちゃん」。外出時に極度に周囲の目を気にするようになるなど、じゅんちゃんの心には確実に負の変化が起きていた。
じゅんちゃんを退院させ、自宅療養を決めたおじちゃん。だが、時が経つにつれ介護の負担が限界に近づき、ほどなくして、自宅療養の道を選んだという自責の念にさいなまれていく。手伝いに来た親戚にきつい言葉を浴びせるなど、明らかに精神状態が普通ではない。やがておじちゃんは、周囲から孤立していく。